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Fukky(Fukky@CC)です。
今回は
メタマスク(METAMASK)送金詰まり→解決に至るまでの実体験!諦めるのはまだ早い!
ということについてお伝えします。
ICOを行う際にはよくETHの送金を行う ことが多いかと思いますが、
あなたはどのウォレットを使用していますか?
おそらくマイイーサウォレット(以後MEW)が多いと思います。
ただ、ETHのゲームなどをやる方はメタマスクも使っているかもしれませんね。
今回はメタマスクを使って送金づまりを起こし、悲惨な状態になりながらも
なんとか解決した方法をお伝えします。
ズバリ解決方法!
これを読んでしまえばもう後は読む必要がないぐらいズバリの回答をします。
私の場合はメタマスクの送金づまりを
[メタマスクの削除+復元]
を行うことにより解決しました。
これが結論です。
と言いましてもいろいろな流れがあってこの結論に
たどり着きました。
すぐに解決したい方は上記処理を行ってください。
ただし、ウォレットを作る際に控えておいた SEED(復元キーのようなもの)
が無いと復元はできませんのでご注意を。
送金づまりを起こすまでの流れと問題点
今回送金づまりを起こしたのはメタマスクのみを使用してWEBのサービスに送金を行おうとしたときです。
自分の他の取引所のウォレットが宛先で無く、
ウェブ上のサービス宛の送金です。
間違い点1 GAS不足
メタマスクでの送金時にはGASが設定できますが、これが非常に少なすぎました。
確か0.2ドル程度だったと思います。
デフォルトで設定されていたのでそのまま送金してしまいました。
その後、1時間経っても送金されずメタマスクのトランザクションに残ったまま。
そこでふと、以前エアドロップでもらったコインを取引所に急いで送金しようとした際に、
同じことをやらかしたことに気づきました。
確か上場時間は17時。そしてウォレットが使えるようになったのは16時50分頃でした。
鼻息荒くMEWから送金したもののGAS設定はデフォルトのまま。
過去に【急いで送金しなければならない】という状態にあまりなったことがなかったために、
GASを意識していなかった・・という状態でした。
結果としては次の日のお昼に着金しました(笑)。
という失敗をしておきながらそれを完全に忘れて今回同じことをしてしまったというわけです。
そもそもGAS設定を使って何かやる機会が少ないので意識が低かったのがよろしくない点ですね。
間違い点2 トランザクションを削除せずにGASを増加し送金してしまった
この時点で、きちんとメタマスクの送金づまりを解決すればよかったのですが、
面倒臭くてそこは放置し、別のウォレットから送金をしました。
そうするとすぐに送金できて『最初からこれを使っていれば良かったな』
と思った次第です。
さて、この時点で
『メタマスクにおいたままの資金を日本の取引所にでも送金するか』
とのんきなことを考えていたのですが、これからが非常に問題の部分です。
トランザクションの削除自体が、右クリック→削除 のように簡単にできると思っていたのですが、
実はそうではなく、いろいろと技が必要であることがわかりました。
例えば 【とびだせカエル】さんのブログのように
MEWの 【取引状況の確認】 という部分で
トランザクションIDを検索して
・GAS設定を増やす
・送信先を自分のアドレスにする(送金元と送金先が同じ)
・数量はゼロにする
・NONCEの値を消したいトランザクションの値にする
このようなことを行えばトランザクションを上書きできるのかも?
と思ったのですが、私の場合は
トランザクション自体が検索結果に出ませんでした。
これは後になってわかったことですが、
古いトランザクションが処理されないと次のトランザクションは処理されないらしく、
私がたまたま調べたのが3番目あたりのトランザクションだったため、
検索結果に出なかったようです。
では次にどうしたかと言うと、メタマスクの一番下のトランザクションに
【送金に時間かかるかい?GASの調整できるよ】
のような文言があったのでそれをクリックしてGASを増やして送金しました。
この英語の部分はキャプチャしていなかったので正確な文字は忘れましたが、
いずれにしても一番古いトランザクションで状態が SUBMIT
のものに表示されているはずです。
一番したのトランザクションについては試しの送金だったので、
数量が少なかったため、GASを上げて送ってみることにしました。
たしかガスプライスを20ぐらい、ガスリミットは420000ぐらいにしたと思います。
それを行うことにより、すぐに送金されました。
ただし、送金されたのは良いですが、他のトランザクションはどうするんだ?
全部送金するわけにもいかないし・・・
というところで頭を悩ましていたのですが、解決方法をいろいろ調べてもわからずに
結果的に
【溜まったトランザクションのうちの古いやつ2つをGASを増やして送金】
してしまったのですね。
ここが最大の間違いです。
本当は一円も送金したくなかったのですが、
いろいろ調べすぎて思考停止状態だったのでそういう行動を起こしてしまいました。
まだトランザクションは3つほど残っているので、その処理方法が
わからないとこのメタマスクのETH送金ができません。
なんとかトランザクションを削除して残りのイーサを日本の取引所にでも
送る方法は無いか??と考えつつも当日はここまでの作業で終了しました。
そして解決へ
朝起きてスッキリした頭で考えるとある方法が浮かびました。
そうです。メタマスクの削除&復元です。
なぜ前日にそれをやらなかったのかというと、
復元削除を今まで一度もやったことがなく、
『それをやることによって、間違ってメタマスクに入っている資金が
取り出せなくなってしまうのではないか?』
という恐怖心があったんですね。
ただ朝になったらなぜか、試してみようという気になり、
実際に試してみたところ、なんとあの小憎たらしいトランザクションが
全部きれいに消えていました!!
超感動です!!!
昨日のうちにこれをやっておけば余計な送金をしなくて住んだんですけどね・・。
これは想像なのですが、MEWの【取引状況の確認】のサイトで
トランザクションが見つかるものはメタマスクを削除&復元を
行ってももしかしたらトランザクションは残ったままかもしれません。
今回私が残した3つのトランザクションは全て
【取引状態の確認】サイトでは検索されなかったものです。
つまりただメタマスク上で処理の準備をしていたわけですね。
だからメタマスクを削除・復元を行うと消えたのだと考えられます。
これが正しいかはわかりませんが、おそらくそうだと思います。
ということで、結論としては
メタマスクで送金づまりが起きたら削除&復元を実行しよう
ということになりますね。
先程、『古いトランザクションが処理されないとその後のトランザクションは処理されない』と
書きましたが、これは正確には【NONCE】というものがあり、そのNONCEの番号の古い順から
処理されていくという仕組みのようです。
ETHSCANなどでトランザクションを確認するとこの部分です。
これだとNONCEが8ですね。
このNONCEについては、後から上書きできるウォレットと上書きできないウォレットが
あるようです。
残念ながらメタマスク単体では出来ないようです。
NONCEが変更できるようです。
ですので、送金詰まりを簡単に回避したい!!
ということでしたら、最初からそういったウォレットを使うと良いかもしれません。
試しにトラストウォレットでわざとGASを少なくして
トランザクションづまりを起こした後に、先程も紹介した
以下の操作を行ってみたところ、正常にトランザクション上書き(キャンセル)ができました。
・GAS設定を増やす
・送信先を自分のアドレスにする(送金元と送金先が同じ)
・数量はゼロにする
・NONCEの値を消したいトランザクションの値にする
最後に
今回は相当迷ってしまいました。
そもそもトランザクションが上書き(キャンセル)できる事自体今回調べて初めて
わかりました。
取引所間の送金だとあまりそういう事が起きないので今回はかなり勉強になりました。
もし同じように送金づまりが起きた場合は是非今回の記事を
活用して解決してみてください。
それではまた!